こんにちは、寝坊のプロです。
ふざけたあいさつですみませんが、自分は飲食業の世界で20年働いてきて、
何度も寝坊をしたことがあるので『寝坊のプロ』を自称しております。
もちろん「遅刻をすべき!」とススメているわけではありません。
寝坊をしたとき「人生が終わった……」という気持ちをたくさん味わってきたし、
料理長にしこたま怒られたあとに信頼を取り戻そう必死に働きました。
本格的に飲食の世界で生きていくと決めてからは遅刻が少なかったのですが、
アルバイト時代に遅刻が多かったですね。
夜遅くまでゲームをしたり、友達と遊んだりして次の日に寝坊というケース。
今の若いバイトさんも夜遅くまで起きて寝坊していませんか?
寝坊をしたら職場の人からの信頼を失うので、寝坊はしないでください。
人が減った分だけ仕事の負担が増えるから、皆から嫌われます。
さらに「また寝坊するんじゃないか?」と疑われたり。
信頼を取り戻さなければ、気持ちよく仕事ができません。
遅刻をした時のリカバリー方法は以下の通り。
この3つの方法を試せば寝坊の失敗をリカバリーできますし、
バイト先の仲間からの信頼も取り戻せます。
何度も地獄を経験した自分が分かりやすく解説します。
寝坊をしたらすぐに連絡!そしてキチンと謝る
バイトの時間が午前10時。
あなたが起きたのは午前10時。
寝坊です。
カンペキに遅刻です。
このような状況になったらどのように行動すればいいでしょうか?
寝坊をしたら……まず、落ち着こう
目覚めて寝坊をしたことに気づくと、ものすごくあせります。
何度も時間を確認したり、「あれ、今日ってバイトの日だったかな?」とか
シフト表を見たり意味もなく絶叫したりします。
気持ちはよく分かるのですが、問題は何も解決しません。
まず落ち着いて自分のやるべきことをやりましょう。
あせっていると効率が悪くなって、さらに時間がかかります。
バイト先にすぐに電話
寝坊をしたことを受け入れて落ち着いたら、バイト先に連絡してください。
これが最初にするべきことです。
バイト先に連絡するのは気まずいですよね。
それでもぜったい後回しにしないこと。
バイト先の人たちはあなたのことを心配しているし、
あなたが店に着く時間によって営業時間を調整することもあります。
お店の人はオープンできない場合は時間を遅らせたり、
お客さまの数を制限して営業するかもしれない。
売り上げに関わる重要な判断をお店の人は行わないといけません。
だからすぐに連絡しましょう。
ちなみに電話で連絡する場合はこのように伝えましょう。
あと〇〇分位でお店に着きます!
本当にすみません!すぐに行きます!」
ポイントは3つあります。
この3つを意識して連絡してください。
時間がないのはみんなも同じ。
どのくらいでお店に行くのかを手短に伝えましょう。
うそはついてもバレるし(必ずバレます)、うその言い訳を考えるだけ時間のムダなので、
寝坊したことを正直に謝ってくださいね。
バイト先に着いたらすぐに謝る
お店に着いたらとにかく謝る!
着替えてからとか荷物を置いてからではなくてすぐに謝る!
これが鉄則です。
すぐに謝りにいかないと、バイト先の人たちはイライラします。
気まずいしはやく仕事に入りたい気持ちは分かりますが、謝るのが先です。
謝る順番はバイト先の店長や料理長などの責任者の人から
遅刻によって一番心配や苦労をしたのは責任者の人たちですよね。
だから責任者の人から先に謝ること。
次にバイト仲間に謝りましょう。
電話したときに謝ったように、手短にウソをつかずに謝罪しましょう。
意外なことにはじめての寝坊ならあまり怒られません。
なぜなら店長や料理長だって若手のころは寝坊した経験があるからです。
注意をしないといけない立場ですが、
そこまで怒らないのは自分も同じ経験をしているからなんですね。
安心して(?)寝坊をしたことを謝りましょう。
補足ですが仕事が終わって店を出る時に、みんなに最後に謝りましょう。
この一言があると反省していることがもっと伝わります。
寝坊の失敗は働くことでしか取り戻せない
キチンと謝罪をしたあとは仕事をしましょう。
ただし寝坊をした日はいつものように働くだけではいけません。
失った信頼を取り戻すように働くことが重要です。
信頼がないと働いて気まずいし、バイト先で居場所を失うからです。
それではどのように信頼を取り戻せばいいのか?
あなたの働く姿勢がカギになります。
寝坊した日はいつもよりガンバって働く必要があります。
自分が店長をしていた時に、バイトさんが寝坊したときによく言っていたことがあります。
失った時間を悔やんでも何もいいことはありません。
だから本当に反省しているなら、仕事をがんばるしかないよね?
そういう考えでバイトさんたちに注意してました。
怒っても仕事のパフォーマンスが落ちるだけだし、
いつもよりちょっとだけガンバるだけでいいですよ。
いつまでも落ち込まない。寝坊をいつまでも引きずらない
仕事をしているとどうしても遅刻をしたことが頭にちらつきます。
最低な人間だ……
仕事に集中したくても、ため息をついてしまったり。
その気持ち、よく分かります。
ですがやるべきことは失敗を悔いることではなく、仕事をキッチリすること。
落ち込んでも仕事にいい影響なんてないです。
一生懸命仕事をするだけでいいんです。
落ち込んだ時にすばやく回復する方法は【ダメ絶対!】ミスしても落ち込んではイ・ケ・ナ・イ!【立ち直り方も解説】を参考にしてください。
休憩時間よりも早く戻ってくる。寝坊した分だけ働くつもりで
早く信頼を取り戻したいなら、休憩時間よりも早めに戻ってきてください。
たとえば休憩時間が1時間なら10分早く戻ってくる。
10分多く働くことになりますが、かならず信頼回復につながります。
自分から早く戻ってきたアピールはしないでくださいね。
社員さんやバイト仲間に「戻ってくるのはやくない?」と聞かれたときに
「遅刻したので早めに戻ってきました」と伝えましょう。
寝坊を二度としないことが大切
何度も遅刻をした経験から言えることですが、
寝坊を謝罪してガンバって働いて信頼を取り戻したらやってはいけないことがあります。
それは二度と寝坊をしないことです。
寝坊を繰り返す人は職場でどんどん信頼がなくなって居場所がなくなります。
お店の売り上げにダメージを与えるかもしれないし、
働くみんなの負担が増えるからシフトを減らされることも。
さらにみんなから嫌われて、精神的に病んでいきます。
ぜっかく信頼を回復させたのに、全部がムダになります。
寝坊をしたらゼッタイに二度と寝坊しないこと。
まとめ
寝坊をしたとしてもそこまで致命的なミスではありません。
大切なのはそのあとのリカバリーです。
寝坊をしたらすぐに連絡してキチンと謝って、いつもよりガンバって働いて
二度と寝坊しなければ信頼は取り戻せます。
だれだってミスはするもの。
寝坊してもそこまで落ち込む必要はありません。
夜更かしをしない、または強力な目覚ましを使って二度と遅刻はしないでくださいね!