キッチンバイトをしていると次のような経験はありませんか?
質問して怒られたことがある。
質問して怒られるか不安。
分からないから仕事が進まなくて悩んでいる。
キッチンバイトをはじめたばかりの人がハマる罠ですね。
質問して怒られないようになるコツはいつ、誰に、何を聞くかです。
質問するときはこの3つのポイントを意識してください。
ヒマな時、ベテランバイトさんに、まだ教えてもらっていないことを聞くのがベスト。
忙しい時、料理長に、教えもらったことを聞いてはいけません。
特に大事なのは『誰に聞くか?』の部分です。
ベテランバイトさんであっても油断してはいけません。
ヒマな時にベテランバイトさんに分からないことを聞いても怒られることがあるからです。
本記事では誰に分からないことを聞けばいいのかを深堀りして解説します。
質問をすると問題が解決するだけではなく、バイト先にはやくなじんで皆と仲良くなるメリットもあります。
本記事を読んで質問力を高めて、どんどん質問しちゃいましょう!
他の仕事術を学びたい人は『仕事が覚えられなーい!!!』と悩んでいるあなたへ、飲食店で仕事を覚えるコツ5選【キッチン編】を参考にしてください。
あなたの教育係に聞くのがベスト(先輩バイトさんが多いです)
キッチンでバイトをはじめたら必ずあなたには教育係がいます。
年の離れたベテランバイトさんだったり、あなたと年齢が変わらないバイトさんだったり。
お店で経験を積んで仕事ができる人が教育係に選ばれます。
教育係の仕事は新人バイトさんを育てることなので、遠慮せずに質問をしちゃってください。
いつも同じ教育係とは限らない(バイトさんはいっぱいいます)
教育係は一人ではなく、2~3人の場合が多いですね。
毎回あなたの出勤日にあわせて、同じ人を出勤させることはできないので。
さらにポジションによって教育係が変わってきます。
たとえばイタリア料理の店で働く場合は、あなたが前菜のポジションで働く時は前菜を任されているバイトさんに教わります。
さらにピザ、パスタとポジションが変われば教育する人も変わってきます。
皆から好かれている人(バイト先のムードメーカー)
次にオススメなのが、皆から好かれている先輩バイトさんに聞くことです。
いわゆるムードメーカーですね。
その人がいるだけで、バイトに行くのを楽しみにさせてくれる人。
そのような人は仕事もできて人当たりも柔らかく、話しかけやすいです。
教育係の人に教わって分からなかったことを聞くのもいいですね。
さらにムードメーカーに質問をするメリットがあります。
ムードメーカーはお店の中心的なポジションなので質問というコミュニケーションを通して、
仲良くなれば周りの皆とも良い関係を作りやすくなります。
バイト先で皆とはやく仲良くなりたい時にオススメです。
分からないことを聞いてはいけない人
ここからは要注意、分からないことを聞いてはいけない人について解説します。
聞いたらゼッタイに怒られるというわけではありませんが、避けたほうが安全です。
1 責任者に聞かない(分からないことをきいてジャマをしない)
料理長や社員さんの仕事はたくさんあります。
料理を作るのはもちろん、新メニュー作成、シフト調整、発注、キッチン全体の管理など。
しかも朝から晩まで働いて休みも少ない。
ぎりぎりまで自分を犠牲にして働きます。忙しい時は特にピリピリしています。
さらにバイトさんの教育までやるとなると、負担が大きすぎる。
だから教育係に新人教育という仕事を任せています。
もちろん質問をする人がいなければ質問をしてもOK。ヒマな時間を狙って質問してください。
忙しそうにしている時はダメです。
次にベテランバイトであっても質問をしてはいけない人について解説します。
2すぐ怒る人(イキっているバイトさん)
ベテランバイトさんで怒りっぽい人はいませんか?
いつもイライラしていて言葉使いが荒っぽい人。
何十年前のラーメン屋のガンコ親父みたいに怒るのが仕事のような人
そんな人に質問してはいけません。怒られるだけ損です。
新人さんの仕事は怒られるのが仕事という人もいますが、それは違います。
出来ないことが出来るようになることが新人バイトさんの仕事です。
質問をして分からないことが解決しても、怒られることでモチベーションが下がるだけ。
余裕のない人に質問をしたら可哀そうです。そっとしておいてあげましょう。
3「そんなことも分からないの?」という人(マウントをとるバイトさん)
質問をしてこのような事を言われた人は多いと思います。
一般常識に関することを質問した場合はともかく、
仕事に関することはバイト初心者にとって分からないことが多い。
つまりバイト初心者がつまずくポイントを相手の立場に立って考えられないということ。
怒る人と同じく余裕がない人です。
実力がないからバイト初心者を見下すことで、自信を取り戻そうとしているだけです。
あなたが犠牲になる必要はありません。
まとめ
分からないことはあなたの教育係に聞くのがベスト。
もしくはムードメーカーのバイトさんに質問してください。
そして料理長などの仕事をいっぱい抱えている人には質問をしないこと。
バイト先にはいい人もワルイ人もいるので、ちゃんと人を見極めてから質問してください。
質問をして問題を解決すれば必ずあなたの仕事力がアップします。
一秒でもはやくバイト先と仕事に慣れていってください。
質問力を学びたい人はこちらの本をオススメします。