はじめてバイト先に行くときって、メチャメチャ不安ですよね。
仕事は何をするか分からないし、どんな人がいるのか想像もつかないし。
うまく皆とやっていけるか心配だったり。
自分もはじめて飲食バイトをしたときはガチガチに緊張しました。
料理は好きだけど、バイトするのは初めてだし、知らない人はいっぱいだし。
初日はベテランバイトさんにお世話になりっぱなしでした。
初日のバイトが不安なのは、初日に何をするのか分からないからです。
初日でやる仕事はお店によって変わるので、これから解説することのすべてが
当てはまるわけではありません。
しかし初日でやることは、バイト初心者であってもできるほどカンタンな仕事しかないし、
自己紹介やお店の雰囲気に慣れてもらうことが優先されることは、どこのお店でも共通です。
それでは不安を解消する方法を紹介します。
初日は仕事を覚えるよりもお店に慣れることを優先した方が、気持ちは楽になります。
そしてこの記事を読んで初日の不安を吹き飛ばしてください!
バイト初日に何もできなくても、20年間飲食業界にいた自分が分かりやすく解説します。
バイト先への行き方を確認すれば不安は消える(遅刻はダメ、ゼッタイ!)
バイト先への行き方と通勤時間がどのくらいかかるのか、キチンと分かっていますか?
それが分からないと時間ギリギリに出勤してしまったり、遅刻をしてしまいます。
時間に余裕を持てば、心にも余裕がでます。
お店で面接をしたり、お店の近くを通ることが多い場合は移動手段や通勤時間がどのくらい必要なのか分かりますが、
はじめてお店に行く場合は移動手段、通勤時間を確認しましょう。
バイト先への行き方を調べる
お店には歩いて行けるほど近いなら、グーグルマップで調べれば通勤時間が分かります。
問題はそれ以外の場合。
電車やバスを利用するのか。自転車やバイクを使って駐輪場に停めて移動することもあります。
バイト先まで電車やバスを使う場合
電車やバスの場合はNAVITIMEやジョルダンなどの時刻表を確認するアプリを利用すれば、
カンタンに通勤時間が分かります。
さらにグーグルマップを使って、現在地から駅に移動する時間や電車やバスから降りてお店に着くまでの時間が、
どのくらいかかるのかをチェックしましょう。
自転車やバイクを使って出勤(バイト初日はオススメしません)
個人的には自転車やバイクの利用はオススメしません。
駐輪場で契約している場合であっても、満車で駐輪場におけないことがあるからです。
歩道に置いたり、お店の近くのスーパーに置いたりしてはいけません!
通行のジャマになるし、利用しない施設の駐輪場に置くのは違法です。
お店近くの本屋さんの駐輪場に自転車を停めて出勤していた社員さんがいましたが、
本屋さんにバレてお店にクレームが来たことがあります。
お店は地域住民から嫌われたら、商売が難しくなります。
お店に迷惑がかかるので、なるべく自転車やバイクは利用しないほうがいいです。
バイトをする前に一度お店に行く
どのくらい通勤時間が必要か分かったら、出勤する日よりも前に一度はお店まで行ってみましょう。
お店の場所の近くを何度も通っているならば、下見をしなくていいですが。
通勤時間やルートが分かっても、予想よりも時間がかかってしまったり、
お店がグーグルマップに表示されていても分かりづらい場所にあることも。
面倒ですが遅れるリスクをなくすために、出勤する日よりも前にお店に行ってみましょう。
バイト先には指定された時間よりも15~20分早く到着するようにしましょう
はじめてお店に行くときは、指定された時間よりも早めに行くのがベストです。
17時出勤なら、16時40分~45分の間に行きましょう。
早めに行くのは遅刻対策と心理的に余裕が持てるからです。
お店にとっても新人さんがちゃんと来てくれて安心するし、
時間をしっかり守れる人材という評価をしてくれます。
それでも、遅刻しそうになったら……
電車が遅れたり学校の授業が長引いたりして、
どうしてもバイト先に遅れることがあるでしょう。
その時は遅刻すると分かった時点で、すぐにお店に連絡しましょう。
早ければ早いほどいいです。
時間ギリギリに連絡すると、お店の人は心配します。
安心してもらうために早めに連絡しましょう。
飲食バイト初日に持っていくアイテムをチェック
あらかじめお店から持ってくるものを指定されます。
もし指定されなければ、自分から確認をしましょう。
代表的なものは以下の通り。
ハンコは労働条件の確認する契約書を記入するときに使います。
メモ帳はポケットに入る位の小さなもの。
仕事中に教えてもらったことを忘れないようにするためです。
筆記用具はボールペンがオススメ。
シャープペンだと、可能性は低いけど芯が折れて料理に入る恐れがあるので。
メモの使い方に関しては『仕事が覚えられなーい!!!』と悩んでいるあなたへ、飲食店で仕事を覚えるコツ5選【キッチン編】を参考にしてください。
ほとんどの飲食店ではコックコート(白い調理服)が支給されます。
制服がない場合だとエプロンだけ支給されて、お店から指定された服装で働くこともあります。
黒系のズボンや靴、無地のロングTシャツなどが代表的です。
高校生は制服で出勤しても大丈夫ですよ。
バイトの仕事内容を知る(不安なし!初日の仕事はカンタン!)
着替えが終わったらいよいよバイトが始まります。
緊張しますよね。
でも初日は難しい仕事もないし、社員さんやベテランバイトさんが付き添って、
ていねいに教えてくれるので安心してください。
初日のバイトはぶっちゃけカンタンなことしかやりません。
皿洗いがメインで、カンタンな料理補助や掃除の仕方を習います。
そのくらいです。
調理補助の内容もカンタンで、マニュアルにそって作る料理を見て教えてもらう程度です。
料理の盛り付けを手伝ったり、食材を補充したり。
初日なのでお店の人はカンタンな仕事しかやらせません。
肉体的、精神的な負担を少なくするためですね。
キッチンの仕事の内容を詳しく知りたい場合はキッチンバイトの仕事内容って?【飲食歴20年の自分が教えます!】を参考にしてください。
初日の仕事はお店に慣れてもらうことである、と言っても過言ではありません。
次に仕事を覚えることよりも大切なことを解説します。
初日はあいさつが本当に大事!
これから一緒に働く人たちに、自分からあいさつをしましょう。
店長や料理長、バイトさん、いっぱい人がいるので緊張しますよね。
ですがガンバって自分からあいさつをしましょう。
飲食業界ではあいさつができない人は嫌われます。
あいさつは仕事の基本だからです。
お客さまが来たときに「いらっしゃいませ!」と言いますよね。
お客さまへのあいさつの仕方で、お店の印象が決まります。
あいさつがきちんとできないと、お店に悪いイメージを持たれてしまう。
だから、あいさつを普段からしっかりすることを求められます。
お客さまだけではなく、仕事仲間に対してもあいさつをしっかりすることを心がけてください。
まとめ
バイト初日の仕事は簡単なもので、そばに仕事を教えてくれる人がいるので
仕事にたいして不安を持つ必要はないです。
遅刻をしないことや必要なものを持っていくこと、キチンとあいさつをすることが大切。
仕事よりも心構えのほうがよっぽど大事です。
しっかり準備をして仕事に向かえば、恐れることはありません。
それでも、不安が残っている人にはこちらの本をオススメします。
この本は一言でいうと、心と体を整える本です。
不安に対する考え方を改めて考えさせられます。
本書では不安は行動を促すエネルギーであることが解説されています。
『不安』がなければ行動しなくても問題ないですよね。
『不安』があれば『悩み』が発生し、『行動』によって『解決』する。
あなたは初日のバイトに対する不安があるから、この記事を見てくれたんですよね。
不安は悪いことではなく、行動しないことが悪いんです。
他にもストレスの解決策や人間関係のコツ、SNSとの付き合い方などの生きるヒントが手に入ります。
生きるヒントを手に入れて、バイトの仕事を楽しみましょう。