2020年4月から、ほぼすべての飲食店でタバコが吸えなくなりました。
タバコのにおいがキライな人は喜び、
タバコを吸う人にとってはますます肩身がせまくなりました。
17年飲食店で働いてて、イヤなことの一つはタバコのにおい。
オープンキッチンだとお客さんのタバコのにおいが、
キッチンまで入ってくるのがめちゃくちゃイヤだった。
それが今や、店ではタバコを吸えない!
ただ、営業時間中はたばこ吸えないけど、仕事終わりはべつ。
おそろしいことに、シェフもタバコを吸う人が多い。
本記事では
理由を分かりやすく解説します。
のヒントになれば幸いです。
タバコを吸う理由1 ストレス発散
シェフはいつも大きなプレッシャーを抱えています。
たとえば
・あたらしい料理の提案(季節メニューだったり、はやりのメニューなど)
・原価率を最適化する(30%未満がいいけど、低すぎもよくない)
・シェフのポジション狙われる(実力を示し続けないといけない)
いっぱいプレッシャーがありますね。
営業中は部下の料理がサイコーな状態かチェックしているし、
問題が起きたら責任をとらないといけない。
イチバン上のポジションなので、プレッシャーも多くなってきます。
タバコを吸う理由2 気分転換
料理人はキッチンにずっとこもって仕事します。
だいたい12時間くらいかな。
その間に、神経をすりへらして仕事をしています。
料理の味がよいのはモチロン、毎日同じ味になるように。
スタッフにもサイコーのクオリティーの料理を作らせる。
神経を使うのに、休み時間は少ない。
ときにはまかないを座って食べる時間もないほど。
ながい仕事時間に、みじかい休み時間。
すこしの時間で気分転換をするために、たばこを吸って気をまぎらせています。
タバコを吸わない(吸えない)人は、ラインを見たり、ツイッターを見たりしてます。
自分はタバコを吸えないので、スマホをいじったり、本を読んで休み時間をすごしてました。
タバコを吸う理由3 クセになってる(タバコ中毒)
タバコを吸うことがクセになっている人は、タバコを辞めるのは難しいです。
と宣言して、帰り道でタバコを吸っていた、そんなシェフもいました。
これはキョクタンな例ですが、みなさんの周りにもタバコを吸わない宣言をして
禁煙できた人はいないんじゃないですか?
自分のまわりで禁煙できたのは、オヤジくらいですよ。
まとめ
大きなプレッシャーや、みじかい休み時間で気持ちの切り替えとして
シェフはタバコを吸う人が多いです。
そもそもなんですが、飲食店とタバコは切っても切りはなせないものです。
飲食店は料理とお酒を楽しむ場所だし、たばこを吸う場所としての一面もあるので、
飲食店関係者もたばこを吸う人が多いのかもしれません。
ただ、タバコは味覚もにぶるし、においもつきます。
マンガ『美味しんぼ』の中で、海原雄山がたばこを吸った料理人をゲキ怒るシーンがあります。
子供のころにそれを読んだから、自分はタバコを吸わない料理人になれたのかもしれません😅
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