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【飲食歴20年の体験談!】ホールとキッチン、どっちがラクだ?!

投稿日:2020年12月27日 更新日:

飲食店でアルバイトしたいけど、ホールとキッチンどっちがいいの?

と悩んでいませんか。

さらに、

ホールとキッチン、どっちがラクなんだろう?

とが考えていませんか?

べつに責めるわけではないので安心してください。

はじめて働く場所だったら、ラクなところがいいに決まってます(断言)。

さきに結論を言っておきますと

どっちがラクとかない!

ホールはホールでタイヘンだし、キッチンはキッチンでシンドイです。
お金なんてカンタンには稼げないんじぁぁぁぁぁ!

と声を上げてみたり。
いきなりキレないように

重要

キッチンとホールがどっちがラクかなんて、あなたがどちらの仕事に向いているかだけ

飲食歴20年の自分が分かりやすく解説します!

ホールとキッチンには向き不向きがあります

ホールとキッチンの仕事はまったく違うものです。

重要

ホール=お客様相手の仕事(人と接するをするのが得意な人にオススメ)
キッチン=料理をする仕事(もくもくと作業がするのが得意な人にオススメ)

だから、ホールに向いている人がキッチンの仕事をする、または

キッチンに向いている人がホールの仕事をすることは、結果的にしんどくなります。

もちろん、逆のポジションの仕事をすることはあります

ホールだったら、洗い物をする。

キッチンだったら、料理をお客さまのところまで運ぶ。

しかし、それはお手伝い程度のことなので、

メインの仕事があなたに向いてるかが非常に大切です。

それでは、ホールとキッチンの仕事内容と、向いてる人の特徴はなにかを解説します。

ホールの仕事と向いている人の特徴

ホールのメインの仕事は、接客することです。

接客の仕事内容

・お客さまをテーブルに案内する

・オーダーを取ってくる(料理やドリンクの説明をする)

・オーダーをキッチンに伝える

・ドリンク、料理をテーブルに運ぶ

・レジ会計をする

                                                
お客さまに対して、サービスすることですね。

もちろん、接客以外にも仕事があります。

接客以外の仕事

・使い終わった食器やグラスを下げる

・予約の管理(電話対応も含む)

・テーブルセッティング

・営業が終わったあとに床掃除

しかし、いちばんホールのメインの仕事は接客ですね。

では、ホールバイトに向いている人の特徴とは何かというと

ホールに向いている人

お客さまととコミュニケーションを使って仕事をするのが得意な人(苦手ではない人)

初対面の人と話をするのが苦ではない人

接客をするときはどうしても、お客さまと話をする必要があります。

しかも、はじめて会うお客さまが多いわけです(常連さんもいますが少数派です)。

想像してみてください。

あなたが飲食店ではじめてホールアルバイトをするとしましょう。

接客のやり方を社員さんや、ベテランアルバイトさんに教えてもらっていても、

いざお客さまの前に行き、キチンとオーダーを取ってこれるのか?

考えただけでも怖くないですか?


※このくらい気合がないと、お客さまと話できない(泣)

モチロン、はじめての仕事はキンチョーするし怖いものです。

しかし、見ず知らずのお客さまとコミュニケーションをとるのは難しいことです。

飲食店のお客さまは年齢層が広い(子供からお年寄りまで)のに、

お客様にあわせた気遣いや会話内容を選ばないといけません。

初対面のお客様とコミュニケーションをとって、

気持ちよく過ごすのをサポートするのがホールの仕事です。

いいこと言った!

自分で言わないように

話がうまく、空気を読める人にはカンタンかもしれませんが、

自分のようなコミュ症な人や、内気な人には難しい仕事です。

キッチンの仕事と向いている人の特徴

キッチンは主に料理をするのが仕事。

キッチンの仕事

・仕込み

・料理を作る

・洗い物をする

・キッチンの中の掃除

・食材の発注

カンタンにまとめるとこんな感じ。

詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。キッチンバイトの仕事内容を解説!

お客さまに接客することは少なく、料理をするのがメインの仕事です。

美味しい料理をつくって、お客さまを満足させる仕事です。

だから、美味しい料理をつくるために、メチャメチャ集中して作ります。

オープンキッチンのような、お客さまから丸見えの場合はホールの仕事をすることも。

お客さまの様子を見て声がけをしたり、ホールスタッフに頼んで

あそこのテーブルのお客さまの様子を見てきて

と指示を出すこともあります。(ベテランアルバイトか社員さんの仕事です)

ただ、料理に集中しながらホールの様子をみたり、接客するのは難しいので、

ホールにはノータッチなことが多いです。

では、キッチンに向いている人の特徴はというと

キッチンに向いてる人の特徴

・料理が好きな人(覚えたい人)

・もくもくと作業をするのが好きな人

・体力のある人

まず、料理が好きな人でないとキッチンアルバイトはオススメしません。

なぜなら、肉体的にシンドイ作業が多いから

飲食店の料理は家庭の料理とちがって、時間に追われながら料理を作らないといけないし、

作る量もハンパないです。

しかも、いつも通りにおいしく。

他にも大量の洗い物をすばやく片付けたり、洗いあがったお皿をたくさん運んだり。

しかも、キッチンは火を使うからいつも蒸しアツく、体力がガリガリ削られます。

重要

料理が好きでないと続けるのがムズカシイです

自分は料理が好きだったので、キッチンバイトをしましたが、

ずっとつづけられたのは、まさしく料理が好きだったからです。

お客さまから「美味しかったよ!」の声がたまらなく好きだし、

今までできなかった料理が上手くできたときの喜びが本当に好きです。

料理のスキルアップができるのも魅力です

また、地味な反復作業が多いのもキッチンバイトの特徴です。

たとえば、エビのカラをむいて背ワタをとる作業がありますが、

それを100匹近くやることはザラです。

水仕事なんで手が荒れるし、手がエビくさくなります(泣)。

・ジャガイモの皮をずっとむいたり、
・ライスコロッケをひたすら丸めたり
・玉ねぎをずっと切ったり

                                                
地味オブ地味な作業が多いです。

あまりに作業がじみだから、途中で意識が飛びそうになります。

あまりに単調な作業だったから、エビの背ワタを捨てるのではなく、

エビそのものを捨てるという事件もありました。

エビを捨てたときは本気であせった
アホになってる……

時間に追われながら、力仕事も多く、蒸し暑いところで

地味な作業を長時間続ける根性があること。

それが、キッチンバイトに向いている人です。

結論 どちらの仕事が自分に合っているか

ホールとキッチンの仕事内容と向いている人について解説しました。

ホールとキッチンの仕事はまったく別ものなので、

あなたの得意なこと、性格がホールの仕事かキッチンの仕事か、

どちらに向いているのかでラクかラクじゃないかが決まります。

給料はホールのほうがいいから、ホールバイトをやろう
つまみ食いできそうだから、キッチンバイトをやろう

とか安易に考えると地獄をみます。

せっかく、面接を受けて採用されたとしても、

自分にあった仕事でないとすぐ辞めることになってしまいます。

どちらがあなたに向いているのかを考えて、

ホールかキッチンかを決めれば長くラクに続けられますよ。

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